ミャンマーにおける労働関係法制度 その1

ミャンマーにおける労働関係法制度 その1

ミャンマーにおいては、日本の労働基準法に当たる基本法が、現在存在しません。労働者の権利義務に関する基本法(The Law Prescribing the Fundamental Rights and Duties of People’s Workers, 1964)が、2011年に廃止されて以降については、数多く存在する個別法のみ効力を有する状態となっています。ミャンマー労働省によれば、今後、基本法の制定を目指すという。

労働関連法に関する監督官庁は、ミャンマー労働省(Ministry of Labour, Employment and Social Security)です。

 

現在数多く存在する個別法について、主要なものを、以下に列挙します。

個別法については、本コラム「ミャンマーにおける労働法制度その2」以降で解説します。

 

・労働者災害補償法(The Workmen’s Compensation Act, 1923)

・賃金支払法(The Payment of Wages Act, 1936)

・雇用統計法(The Employment Statistics Act, 1948)

・雇用および訓練法(The Employment and Training Act, 1950)

→労働及び技術向上法(The Work and Skill Development Law, 2013)

・工場法(The Factories Act, 1951)

・店舗および商業施設法(The Shops and Establishments Act, 1951)

・休暇および休日法(The Leave and Holidays Act, 1951)

・油田(労働および福利厚生)法(The Oilfields(Labour and Welfare)Act, 1951)

・社会保障法(The Social Securities Act, 1954)

→社会保障法(The Social Securities Law, 2012)

・雇用制限法(The Employment Restriction Act, 1959)

・海外雇用に関する法(The Law relating to Overseas Employment, 1999)

・労働組合法(The Labour Organization Law, 2011)

・労働紛争解決法(The Settlement of Labour Dispute Law, 2012)

・最低賃金法(The Minimum Wages Law, 2013)

最新関連記事 一覧はこちら